◆Cuba旅行記 2017/4/29（9日目）

◆Cuba旅行記 2017/4/29（9日目）
 
今日は朝から気分が悪い。昨日の事を引きづっている。
許してもらったとはいえ、とても顔を出せる気分ではない。
今日は朝ご飯は抜きにしてパンガ先生のレッスンを受けに行く。
今日はｔゥンバドーラではなく、Guiro（ギロ）を教えてもらった。
キューバンミュージックと言えばギロだとも言えるこの楽器。思っていた通り簡単そうに見えてかなり奥深かった。
 
インドのチャイというのをご存知の事と思う。
ではチャイを飲む？と尋ねる時、何というか？
「チャイ～？」
これがギロだ（ｗ
だから本当は和製語のギロと呼んでいる限りギロの音にはならないのである。つまりあくまでGuiro、グイロだという事。
例えばGuatemalaをガテマラと言うと全く通じないのと一緒。あくまでグアテマラなのである。
パンガ先生「チャチャチャイ～？チャチャチャイ～？茶茶茶井～（ｗ）？」
これがかなり近い。面白くて笑ってしまった。そうパンガ先生のレッスンの良いところは適格かつ常に面白く笑えるのだ。これは本当に自分のしているレッスンを振り返ると身の引き締まる思い。
的確かつ上手くなるというのは常に意識しているけど、「笑える。面白い。」これが加わった時にこの先生についていこうと、自分は思えるのだと思った。
もちろんルイ先生はパンガ先生ほどは冗談は言わないけど（ｗ）、やはり話題や持っている雰囲気がとても良い。
これはとても大事な事やね！常に忘れないようにせねば！
 
さてさて、楽しいレッスンも終わって、少し心がリフレッシュした所でファミリーの所へランチに。
少しドキドキしつつもここを超えないといけない。
明るく出迎えてくれ、自分が何か言いたげにしていると、
「ノープロブレム。何もない。今まで通りで私たちは何もそれについては言わないよ」と母。
逆にまた申し訳なくなってしまった自分がいたけど、今まで通りに接せるかは自分次第だと実感させられた一面だった。
 
宿に戻ってレッスンの復習をすませ、今日は今回の滞在で一番の目玉であるテアトロナショナルでのルイ先生のLiveへ。
案の定すごかった！壮大なスケール！
そして思っていた通り、かなり強引にでもリハを見学させてもらえていたのが良かった！
リハでのやり取り、曲の理解、そして本番。この流れを体験させてもらえたのは掛け替えのない財産です。
ただLiveだけ見るのとでは全然思うことも感動も違うと。
本当にいい経験とLiveでした！！
 
その後ファミリーと別のLiveを観に行く約束をしていたので急いで現場を後に。
先日熱中症になった因縁の中間地点からタクシーを探しつつ家まで猛ダッシュ！
夜も22:30、運悪く逆一方通行が最短距離だったので結局家まで。30分強歩いた道のりをダッシュで11分！夜間とはいえアップダウンもある中がんばった！！
汗だくになりながら辿り着き、夕ご飯を食べてから23時過ぎにお母さんと孫娘ちゃんと外出。
結局時間が遅すぎたようでLiveはやっていませんでしたが、とにかく人がすごい！マレコン海岸中が人だらけです！
Liveはなくともこの雰囲気は楽しめる！日本では絶対ない光景です。
Live見れなかったねー残念！というそぶりは見せてはいけません（ｗ）、昨日学んだのだ。自分は外国人。仲間を作らねば生きてはいけないと。
飲み物飲もうと持ち掛けると、まぁ当然ながら俺が全部お支払い。これは全然いいんだけど、やっぱりありがとーとは言ってもらえないんだよねー（ｗ）。もうこういうもんだと思ってやり過ごすしかない（w
帰り際、孫娘ちゃんがwifi繋ぎたくない？と。したければ付き合うよと言ってついていくと、先日のクレカトラブルの時に買ったwifiカード、あのホテルで５CUCだったのが、なんと道端で３CUC！ガーン。
お母さんに先日５だったよねー？道では３なんだねーと軽く尋ねてみっるとニッコリ返し（ｗ
孫娘ちゃんは３CUCだよ、と俺にただ言うだけで、俺が自動的にお支払い（ｗ
そして孫娘ちゃん、何も言わずに俺より先につなぎ始める（ｗ。ジンも繋ぐ？くらいの感じ（ｗ
やはりここでもありがとーっとは言ってもらえないんだねー。
当然ながらwifiカードは彼女が持って帰ったので別れ際、「カード、キミにあげるね♪」とさりげなく言うとようやく「ありがとう」と言ってもらえた。
こうやって乗りこなして生きていくしかないのだと思います。
外国人がそこの国で暮らすって事はそういう事なんだなーと改めて思いました。
しかし本当に海外生活で起こりうるほとんどの喜怒哀楽を、ここキューバで体験してるなー。
濃すぎる９日間です。
 

 
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