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◆Cuba旅行記 2017/4/27(8日目)

◆Cuba旅行記 2017/4/27(8日目)
 
この日もとても大変な一日でした(苦笑)
まだ吐き気がある中、朝イチでルイ先生のドラムクラス、午後15時からパンガ先生のパーカスレッスン。
でも現地のタクシーの乗り方を教えてもらって、少し移動が楽になりました。
どうやらここキューバでは3種類の交通手段があるようです。
 
①バス=1peso(約5円)
安いがどのッルートを走るかを知るのが至難の業。現地人に聞いたら紙面でのインフォはなく、生まれた時から少しずつ覚えて頭の中に入っているとか。
実際には何かしらあるんだと思うけど、それを知るのは難しく、現地人や運転手にどこどこ行きたいが何番バス?と聞くのがよい。
ちなみに時刻表などもなく満員だと乗せてもらえない事もあるとの事で、急ぎの時には利用は厳しいです。
 
②Carro Americano (カーロ・アメリカーノ)=所定のルートで乗り合いの場合10peso(約55円)
昔のアメ車が沢山走っている事で有名なキューバ。なんとこのアメ車はほとんどタクシーなのです!
憧れのアメ車のオープンカーも同様。いわゆるイエローキャブの方が高いのであります!
急ぎかつ、ルートと料金が見えている場合使い勝手が良いです。でもこれもかなりのルート熟知度が必要。現地人に聞くしかないです。
もちろんプライベートで所定の場所に行ってもらうこともできます。この場合もイエローキャブより安めです。
個人的には燃費の悪いこのアメ車の方がなぜ安いのが理解できません(w
 
③タクシー(イエローキャブ。最近の車)=10cuc程度~それ以上。
これがいわゆる日本のタクシーと同じです。プライベート利用で目的地まで行ってくれます。
ただし、これも値段交渉次第だけど日本より高いなーと感じる時もあります。特に夜間は高い!
 
さて話は戻ってパーカスレッスン後、パンガ先生と明日のテアトロナショナルでのコンサートのリハがあると、一緒に車に乗せてもらって現場入り。
ハバナの国立劇場のアーティスト入り口から入る気分は格別です♪
ルイ先生はドラマーでもありますがディレクターでもあります。超忙しい中歓迎していただき、ふたりの大先生が共演する壮大なLiveのリハーサルに立ち会えるのは格別です!本当に良い人たちです!
バンドは色々なコラボがあり最大で20人ほどの同時演奏があります。それが全然バタつかずしかも超シンコペとポリリズムの嵐の中で超カッコイイ演奏!
時にはソンやダンソンなどのトラディショナルな曲も織り交ぜつつ、とてもいい感じです!明日が楽しみ!
 
1時間ほど見学させてもらった後、ファミリーのひとり、プロのスパニッシュギタリストの演奏を聴きにまたもやパンガ先生の家の近くのハバナビエハへ。ここは時間節約のためタクシーで。
おしゃれなレストランでフラメンコグループの演奏です。
フラメンコも今まで観た事がなかったので貴重な体験でした。
メンバーは踊り手男女2名、カンタンテ(歌)男女2名、ギター,カホン,コンガの8名。今日は休みだったと言っていて、本当はギターもう1名とベースも入って10名で演奏しているとの事です。それが入場無料!うーん、贅沢!
以前フラメンコの手拍子は複雑だと聞いていたのでかなり興味があったんだけど、今日の演奏を聴く限りではそこまで複雑怪奇ではなかったです。
でも踊り手に合わせてアクセントを入れたりテンポチェンジしていったり、あとは情熱的なところがやはり素敵でした♪
 
さて大移動も大変だったのは去る事ながら、一番大変だったのはここから。
この事件は本当いに色々な事を考えさせられました。
ファミリーの姉さんから携帯のデポジットを20cuc買うと30のボーナスがついて50cucになるように一昨日からなった。それは家族でも分け合えるので買ってくれないかと。
確かにまだ滞在するし使うけど20は絶対使わないし高いなーと思っていたけど、ファミリーに沢山のボーナスを残せるのはいいなと思い、購入。
だけどなぜかボーナスがつかなかった!
姉さんの説明では海外でのチャージでしかボーナスがつかないと。
なんじゃそりゃー!と思いつつも、まぁここまではあり得る話だから仕方ないなと思っていたんだけど、こっから。
姉さんがごめんーと言ってくれないのだ。
日本なら「うわーごめん、知らなかった!ごめんよー!」ととりあえず言ってし、それでまぁ仕方ないよ知らなかったんだからーと言って終わる話だと思うんだけど、ごめんと言うより(見た目では)っちょっと態度がデカかったので、ちょいとカチンと来てしまった。
「知らなかったんだから仕方ないけど、その態度はないんじゃない?うわーごめん、とかないの?」と言ってしまったのが間違っていた。
「わたしは知らなかったし、わたしの責任ではない。20cucはなくなってしまったわけではない」という返答に、いやーそれはそうだけどそれはさーと売り言葉に買い言葉。
大喧嘩に発展してしまい、金払ってやるからもう家には来るなと。
いやいや、お金の問題ではないからお金返してもらいたいわけじゃないし、手助けに常に感謝が絶えない。だから手助けをしたかっただけだと。ただちょっと残念だったから一言、あーごめん!って言ってもらいたかっただけだと。
でも私の問題じゃないから謝れないと。ファミリーとしてもいつも助けてあげてるのになぜ謝れと言われなきゃならんのだ!と言われた。
うーん、冷静に考えると、確かにその通りである。
確かにうわーごめんと言ってもらいたかっただけだし、その一言が聞きたかっただけだが、手助けをしてるのに謝れと言われてるこのシチュエーション、明らかに自分が悪い。
しかも俺はファミリーの手助けがしたくて恩返しがしたいんだと言うが、俺の言う手助けとは何だろう?
お金でしか手助けができない。すなわち心が心がと言いつつお金の話をしているのは自分って事になる。
だんだん情けなくなってきた。
最終的に必死に謝って許してもらえたけど、情けなさがハンパない。
特に「海外で生活をする=現地のルールに従う」というのは常識。日本式,自分式を押し付けているのは明らかに自分だし、海外で生活する上で仲間がいなくなってしまっては生きてはいけない。
それこそパンガ先生が言っているいつもリラックス、落ち着いて落ち着いてと言っているのは間違いない。
平常心には平常心が、怒りには怒りが返ってくる。これは世界共通なのである。
ジャマイカでお世話になったラスタマンのあつしさんも、自分から見てそんなに?というほど必要以上に他のラスタマンをリスペクトして生きていたし。
特に海外で暮らすという事は、そういう事なのかも知れない。
 
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