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◆Cuba旅行記 2017/5/1(11日目)

◆Cuba旅行記 2017/5/1(11日目)
 
今日はメーデー。
ここキューバではとても大事な日らしく、革命を成し遂げた1月1日と同じくらい盛大な式典が行われるそうです。
もちろん労働者の日なのでほぼすべてのお店がお休み。バスもタクシーも少ないです。
という事で朝7時に起きて色々支度してファミリーの所に朝食に着いたのが8:00。超ギリギリ。
もう朝食もなしで行っても良かったのですが、最後にファミリーに挨拶なしでは行けません。超特急の10分朝食を済まし挨拶をして家を後に。
上記したようにタクシーはほとんどいなく、また荷物が多いため乗り合いのタクシーには乗れないので、大量の荷物を持って速足でルイ先生のお宅へ。ギリ8:30到着!もうすでに汗だく(w
着くとすでにお手伝いのミゲルとベーシストのJoseが待っていました。
肝心のルイ先生はお寝坊です(w。10時現場入りだからゆっくりしようよーと(w
 
お宅でコーヒーをいただき、いよいよ皆で現場へ。
おおおー、ここがキューバのプロレコスタか!広い!
いくつもレコスタとマスタリングスタジオがあり、広いロビーにはカフェが併設。お酒が売っています(w
誰も焦っている人はおらず、ゆったりとした空気が溢れます。
セッティング、サウンドチェックなど終え12時頃レコーディング開始!
 
ヤバ過ぎです!!
 
ピアノ,ベース,ドラムのトリオ編成、1発録りなのですが、とてつもなく高度な演奏がズバっと流れる!!
1度撮り終えると誰もプレイバックなどせず、またお茶に行きます(w)、ただのサウンドチェックだったようです(w)!もうこれでパーフェクトでしょ!という演奏なのに誰も気にしない(w!!
 
この日は撮影も入っていたためようやく衣装に着替え、再度レコーディング開始。
僕がいる間に3度ほどの本チャンテイクがあったのですが、すべてパーフェクト!
テイク1=ちょっとBPM(テンポ)が遅いからボツ
テイク2=完璧に思えたのにディレクターがソロの雰囲気がもっと違うのが欲しいとの事でもう1回(w
テイク3=確かにこれがパーフェクト!と思われた所にルイ先生がピアノとの意図が少し違ってしまったのでもう1度やりたいと(w
誰も今のはズレてたとかツッコんだとかそういう話は出ません。だってクリックを聴いて演奏してガンガン突っ込んで行っているように聴こえてもクリックとはほぼ完ぺきにシンクロしています。なんなの?マジックだろ!!(苦笑)
しいて言うとすると、クリックよりほんの少し早いタイミングで演奏している場面がありましたが、誰もそういう事は気にしてません。話題にも出ません。
演奏がパーフェクト過ぎて、部分的な手直しなどの必要がないので、確実にオンタイムであるかなどは関係がないのです!
日本ではレコーディングエンジニアさんの仕事は現状では修正がほとんどです。それが全く必要がない!なんて楽なんだ(w)!!
 
驚きと鳥肌もののレコーディングスタジオを後にする時間に。
自分のような東洋人がいきなり来て現場にいるのに、皆いい意味で気にせず気さくに接してくれて大変恐縮でした!
深々とお礼を言って、現場を後に。今度はミゲルがタクシーを捕まえてくれる(みんな人が良すぎ!)。
ミゲル「戻ってきたらLiveまだまだあるからな!必ず連絡してこいよ!」
 
さて、高速バス乗り場へ到着。ここがとても気が重い。なんと目的地Santiago de Cubaまで15時間の道のりです。飛行機ならキューバから日本まで帰れそうな時間(w
想像していたようにバスは修学旅行レベルのバスで乗り心地は普通。ただひとつ大きく違うのは冷房!死ぬほど寒い(苦笑)!!!!
皆が皆厚着し始めているのに冷房を緩めない運転手。やはり海外は違います(w
出発してほどなくすると隣りに座っていた女性(50歳くらいかなー)が話してきてくれて、色々話す。
前の席に座っていた女性は従妹でマイアミから来たと。
そう、キューバとアメリカは国交断絶していたので従妹の彼女は初のCuba。そして初のご対面です。ちょっと感動!
かなり仲良くなって、Santiagoでなにするの?私たちは街から30分ほど行った村に滞在してそこで有名な教会に行くのよと。流れに便乗してついて行く事にしました!旅は道連れ(w)!
ここまで毎日色々あると何でも乗りこなして行くのが間違いないっす(w)!!
 
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