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音符ではなく心を届ける

今週末、山野ミュージックサロン銀座の生徒さん発表会があります。
そのレッスンでの一コマ。

小学4年生の生徒さんと発表会前のレッスンをしていて、もう一歩上手になってもらいたいと思い、
「最後尾のお客さんまで音を届ける」
という話をしました。
さらに付け加えとして、イコール音量を上げるではないと。
例えば風邪でめっちゃ声が枯れて出ない時に必死にお母さんに「お母さん、ハンバーグ食べたい!」と微かな声でも想いを伝える感じと(笑)

そしたら人が変わったかと言うほどドラム上手くなった(笑)!!

今のが今まででベストテイクだった!どう感じたの?と聞くと、

「音楽とひとつになった感じがした」

との返答(笑)!
いやー!そんな言葉、小4の時に言ってみたい(笑)!

他の生徒さんも、一生懸命譜面を見ていたので、一度譜面なしで演奏してみましょうかーと言ったらすごく良くなった、

「楽になった。細かい事気にならない。楽しい!」と。

結局は楽譜通りを演奏する、音符をお客様に聴かせるのではなく、「気持ちをお客さんに届ける」ことなのだと思う。
いやー、あさってが楽しみ楽しみ♪

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