◆Cuba旅行記 2017/5/5（15日目）

◆Cuba旅行記 2017/5/5（15日目）

今日はグラクスの親戚が住んでるというちょっと遠い所に出かけた。ちょっとしたオフデーだ。
朝の７時に集合して出かける。
1時間ほどバスに乗ると目的地に到着。ここには海と山の方には滝があるとの事でちょっとした観光地だ。（なーんもないけど）。
滝は数年降っていないという雨のせいで枯れていると聞いていたが、山登りとかは好きなので、景色が良ければ良しという事で渋っているグラクスの背中を押す。
かなりの田舎にきたなーとアフリカはケニアを思い出していた。
程なくすると、道が分からなくなった。近所の人に聞くと、犬を指さして「この子たちが滝まで案内するから」と犬をお供につけてくれた。本当に大丈夫か（ｗ？
後ろを着いてきたりどこに行ったか見失う時もあるくらい先に行ったりで、本当に大丈夫だろうかと不安に駆られる（汗）。道々後ろを振り返って来た経路を覚えるようにしていたが、かなり山も茂みを通って奥地まで来てしまったのでもはや分からなくなってしまった（汗）！
何とかワンコ見失わずにがんばって着いて行くと、どうやら目的地らしい所に辿り着いた！やったー！
確かに滝は枯れていたけど水たまりがあったので（藻が浮いてて汚い）、そこに意を決して入る（ｗ
しばらく水浴びしていると何組か観光客が来ては帰っていった。でもワンコは彼らにはついて行かない！
１時間ほどダラダラしたのち帰ろうとするとワンコはちゃんとついてくるではないか！確かに俺たちを待っていたのだ！
ちゃんと先導してくれて無事帰還！元の場所に辿り着くとワンコたちは消えていた。なんだったのだろう？神がかっていた！！

お昼に地元の魚のフライを食べ、今度は友達の家に行く話に（またか（ｗ））。
でも今日の友達はいい出会いだった！
友達のピーポくんは海の目の前に住んでいて、出会った時はニワトリの毛をむしっていたワイルドガイ（ｗ
そのワイルドガイはいつも海を３kmほど泳ぐという、タフネスガイでもある。
そしてその海には沈没船が見える。スペインから独立する時にキューバ，アメリカ対スペインで戦争した際のスペイン船だそうだ。そして大量の金塊を積んでいたので、沈没した時には海岸中が大量の人で賑わったらしい（ｗ
アメリカ軍の砲撃で沈没した船。泳いで岸に向かった乗組員達は待ち構えていたアメリカ兵に倒されたらしい。歴史のある沈没船だ。
ここは泳げるか？カリブ海で泳ぐのが夢だったんだ、と伝えるとピーポくんの案内で沈没船ツアー観光（ｗ！！
岸から沈没船を目指し、タフガイに何とか食らいついて行く。体力落ちたなぁ（苦笑）
砲撃を受けた場所や真っ二つに折れた船体、マストや操舵室、サビだらけの船体の全貌をクリーンなカリブ海の海で良く見れる。
沈没船というのは海にとっては楽園。魚の住みかとして貴重な場所でもある。自分はビーチが好きではない。なぜかと言うと砂浜には魚はいないのだ。砂浜はいうなれば砂漠に近い。岩などの隠れ家がある場所に魚はいる。なのでこういった磯や沈没船は最高なのだ♪
海に沈んだ窓部の中にも色々な魚がいて、80cm近いロブスターもいたらしい！残念ながら自分は見れなかった。以前は10mとか潜れたんだけど、耳抜き（耳の空気圧調整）ができなくなっていた。これも歳か（苦笑）
悠々と10mは潜るタフガイのピーポくんを、3mほどしか潜れなくなった自分を憂いつつ眺めていた。
「この沈没船は登る事もできるんだぞ。」というピーポくんの発言に驚きつつ、海から出た船体に登る！
ここでもバランスを崩しそうになるインナーマッスルの落ちた自分を憂いつつ（苦笑）
ここが操舵室でここがこれであれでとかなり詳しく説明してくれるのだが残念ながら１割程度しか分からなかった（苦笑）、でもありがとうピーポくん！！
沈没船ツアーというのは元うみんちゅの俺にとっては憧れ、しかもこれまた憧れのカリブ海で！最高のひとときでした♪

ちょっと楽しみ過ぎたみたいで時間が16時になっていた。
グラクスがもう親戚の家には寄らずに帰るぞというので、申し訳なく思いながら村を後にする。
この日は地元のヤバイ連中しか行かないという格安の酒場に寄り、観光地の1/3ほどの値段で売っているビールを飲む！グラクスがカラテ家だというのは知っている人も多いようでその恩恵を受けての危険地帯でのビール（ｗ）。夜がくれるとさすがに危険なので2杯ほど飲んで帰宅。

夜は別れてひとりでまたLiveを観に。
色々見ているうちに自分はサルサとキューバンジャズが好きなんだなーと気が付いてきました♪

15 (1)