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◆Cuba旅行記 2017/5/2(12日目)

◆Cuba旅行記 2017/5/2(12日目)
 
昨日の15:00にHavanaを出て、朝の6時に到着。彼女らのおかげで楽しい時間を過ごすことができ、とても短く感じました。
ターミナルで村の宿からのピックアップカー待ち中、タクシーの運転手が声を掛けてくる。
「Havanaへ戻るなら俺のタクシーがいいぜ。激寒で15時間のバスより10時間でhavanaまで同じ料金で行ってやるぜ、メン。」
おお!これはいいではないか!彼のタクシーはこっちではモダンなHYUNDAI。乗り心地は保証つき。
しかも何時出発でもOK!基本乗り合いだけど1人なら1人でもOKとの事。これは完璧!
連絡先をもらってさよならする。
 
程なくするとピックアップ到着。いきなりの人数追加にも関わらずここでもまた快く乗せていただき村へ行くことになりました。
30分ほどして村へ到着。Havanaと全く違う雰囲気でのどかで最高です♪
ここでまた革命時代の事を思いふけってしまうのですが、本当にこの広大な土地で、農民が一番大切だという思想のカストロ,ゲバラ軍がかの地Havanaまで進軍を続けたという事がとてつもない事だったなぁと思います。
現在ネット環境がないので正確な事が分からないんだけど、15時間と考えると恐らくキューバの面積は本州程かと。
要は青森の八戸あたりから広島あたりのHanavaを目指し、政府軍を倒していく訳です。しかも人数は正確には覚えてませんが15~25名ほど。各地で仲間を増やしていったとは言え、計り知れない偉業と信念です!
 
さて、村で朝食を一緒にいただき、目的地の教会へ。うーん、確かに素晴らしくりっぱな教会です!
中を巡っていると松葉杖や義手などが一角に置いてあります。これはブラジル、バイーアで行ったBomfin教会と一緒です。やはり通じるものがあるんですね。
思えば今回の旅はかなりの数の教会に行っています。10か所以上は間違いない。もうお辞儀の仕方もりっぱに身についてしまいました(w
途中途中少し村巡りをしてくれてお昼頃宿へ帰宅。ここで自分はSanntiagoへ戻る事にし、大変お世話になった姉妹に別れを告げ、一路Santiagoを目指します。
 
13:30、Santiago de Cubaの宿へ到着。今はAirB&Bというネットサイトがあって世界中の宿が格安に取れます。本当に便利!
宿ではこれまた気さくな奥様がお出迎え。Havana訛りよりは聞き取りやすいけど超速い(w)。怒涛のスペイン語攻めにこの睡眠不足の頭は全くついていけません(w
ここSantiago de CubaはCubaで第二の都市。確か最初の首都が置かれた都市です(間違いならごめんなさい。今調べられない)。
スペイン人が入植して来た時に現地人を疫病も含め全滅させ、代わりにアフリカから大量の奴隷を運んできたわけです。僕ら日本人の歴史も他国の事は言えませんが惨い話です。
 
※僕ら日本人にも多少の世界史の知識はあるにせよ、欧米側の見解で教科書に載って勉強しているので、かなり世界各国で現地の考え方と隔たりがあります。今はネットがあり何でも調べられるので世界中が変わりつつありますが。
 
そんなこんなでアフリカから近いキューバのこの地区オリエンテ地方にはより多くのアフリカルーツの人達が住んでいます。
隣国ジャマイカやハイチからの人々も色々な理由でここオリエンテに移民し、また支配国スペインの人々などと
の混血も進み、多種多様な人種文化があります。
ここSantiagoに来た理由はキューバ音楽のルーツと呼んでもよいSonやよりトラディショナルなルーツミュージックに触れるためであります。
 
夜のために仮眠したいのだけど、知り合いゼロ&街の状況が全く分からないこの土地をまずは探索せねば!
思っていた通り宿は中心地に近く(やはりネットでもどこが中心地かを知るのはとても難しいのです。例えばNYなど皆が知っている土地ではないので情報が少ない&地図では縮尺や位置関係を知るのはかなり難しい)、10分弱で中心地へ到着。
思っていた通り、田舎な分皆が人が良く話しかけてきます(w)。こっちへ来い、街を案内するという声掛けは日常茶飯事。どの人が親切心で話してきて、どの人が金を無心しに来ているか見分けるのは困難(汗)、とりあえず皆と話します。
そのうちの一人ヨアンドゥリスという黒人の若者と仲良くなりました。
「ネットカード、3cucだが、俺は柔道の先生だ。お前は日本人でアミーゴだから2.5cucで売ってやる」
おっと、Havannで初めに買ったこのカード、ホテルで4.5、道端で3、そして今ここサンチアゴでは2.5か(w)!だから旅と会話は面白い(のちに2で売ると言ってくるやつまで現れた(w)一体正規料金はいくらなんだ(w))。
柔道の先生というのも本当かどうか怪しいが、とりあえず面白くて良いヤツそうだったので、彼と遊ぶ事にしました。
色々と街を案内してくれて、Liveの情報などもゲット。2時間ほど一緒に付き合ってくれたので、ビールをご馳走する。ここでも格安の店で買って路上で一緒に飲むだけでそれ以上は無心してこなかったので、いいヤツだと悟りました。
 
帰り際、また話しかけてくる人(w
今後はグラクスという中国人,アラブ人の血が入ったおじさんで、カラテの先生で舞台監督だという(w
かなり怪しいがこれまた親切だったのでついて行き(w)、お宅に招かれた。
お母さまもいて、マンゴーをご馳走してくれる。
色々話していくうちに、身分証にartistと書かれていて本当に舞台監督なんだと分かり、明日音楽系のオーガナイザーをしている妹を紹介してくれる事になった。
別れ際、「皆が自分のためにウソをつくから気をつけろよ!」
もはやウソかどうかはどうでもよくなっていた(w、楽しめればよいと(w
 
宿に戻ると、ママがやはり皆ウソつくから気をつけろと言ってきた(w
今度はHavanaまでのタクシーの話をして電話してもらう事に。
運転手「ひとりじゃ連れていけない。時間も午後15時だ。夜は出ない。便乗する客を見つけるからまた連絡する。ガチャ。」
これだ(w
まぁ想像してはいたから、別にどうって事はない(苦笑)。最悪またあの15時間のバスを予約をせねばと思いつつ夕食を取る。
夕食中、「夕食は7cucだが、ジンは1週間いるから6cucでいいよと。朝食は3でお昼は6。」結構高い(w
でももう街の値段を知っている自分は動揺しない。
じん「いや、確かに家のご飯はおいしく最高だ。でも外もっと安いし、俺は基本一日2食なんだ。家では夕食だけにしようかなー」
ママ「・・・、じゃぁこうしよう。お昼も夜もアナタには5ずつでいいわ。」
これだ(w
嘘つきに気をつけろと言ってきた人がウソを言っている可能性が高い。それが外国(w
とにかく明日一日は外でご飯取って、それでまた言うよと伝える。
ママ「いいわ。だってうちのご飯は最高だもの。すべてオーガニックだし、外国人の味が分かってる。あなたも明日分かるわ。」
 
1時間ほど仮眠をして、22時過ぎ街に繰り出す。
沢山やっていると思われたLiveがほとんどやっていない。Casa de la musicaですらLiveは終わってDJタイムだと言う。しつこく詳細を聞いておかないと普通に入場させられるので用心が必要である。
皆が口を揃えて言っていたCasa de Trovaだけ唯一Liveをやっていた。スタッフによると今夜は雨が降ったから野外系のLiveは終わってしまったとの事。どちらにせよ、この街は閉まりが早い。明日からは20時行動だ。
トラディショナルなSonを聴く。確かにレベルはHavanaの方が高いなと感じる。ただバンドにもよると思うので、今夜はこれで満足。比べるとアレだけど、充分にキューバレベル!
ひとりジャポネで現地のCubanaと踊る勇気もなく、テーブルを叩いてコンガのマネをしていると案の定やってきた。
「お前コンガ叩くのか?俺はパーカッションの先生だ。特別にお前に教えてやるぜ、アミーゴ!」
いやいや、アミーゴじゃないし(w)、今現れただろ、お前(w)!
自分が適当にあしらっていると、彼はステージに参入。コンガの座を奪いこれが俺の演奏だ!分かるだろ?俺のレッスン取れよ!とばかりにコンガを叩く(w
確かにそこそこ充分にキューバ人レベルだったので、話をする事にした(w
名はJsus。たいそう立派な名前だ(w
ジーザス「お前はアミーゴだから1時間8cucでいいぜ」
じん「8かー。ちょっと俺には重荷だなー」
ジーザス「そうか、なら6ならどうだ?」
これだ(w、またこれだ(w
まだまだ値切れそうだったが、自分にとっては十分に安い値段だったので明日習うことにした。
 
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もも叩いたりテーブル叩いているよりも練習になるし、これはこれで楽しみ♪